余りにも有名な物語。でもその内容は断片的かつ曖昧にしか知らない。知っている所もひどく曖昧。琵琶の撥にあてられて読み進められそうで、やっぱり難しくて。文体がいつのまにか変化しているのにも気付かないほどの時間をかけて読了。清盛の悪行は分かったけれどここまで書かれると「ほんと?」と逆に思ってしまう。祇王、巴、静、徳子、千手、横笛。女はいつも悲しい。この頃はまだ思いのつよさで命が絶てた時代。人外のものも生きた時代。おごれるものは久しからず、それた源氏とて同じ。雅も織り交ぜ西に落ちる平家のその様々な悲しい物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
単行本
- 感想投稿日 : 2017年2月22日
- 読了日 : 2017年2月22日
- 本棚登録日 : 2017年2月22日
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