女の子が自信を得ていく様子に弱いです。きらきらしている…。
演劇部の演出担当の女の子が主役で、表舞台には立たないけれど緞帳の裏側でものすごく生き生きしている女の子の姿がきらきらしています。とても胸を打たれる…
印象的だったのが「偶然に頼るな」という台詞でした。
舞台はナマモノの一回勝負で、台詞が台本通りじゃなくてもアドリブでもいい、だからこそいい、という思いがあったのですが、この映画の練習風景で顧問が言います。「台詞は一字一句間違えるな。偶然に頼るな」。そういえば平田オリザさんはコンマ1秒単位で役者を指導するという話を思い出して、緻密な計算の上に作品を組み立てる人なのだなと改めて…すごいなあ~。
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- 感想投稿日 : 2017年6月6日
- 読了日 : 2015年9月15日
- 本棚登録日 : 2015年9月29日
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