理科系の作文技術 (中公新書 624)

著者 :
  • 中央公論新社 (1981年9月22日発売)
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感想 : 469

大学に入ってから最もつらいものの筆頭に、レポートがあります。この本は、レポートの正しい書き方を一から説明しています。この本を基に採点をする先生方も多いので、役に立つこと間違いなしです。
(機械宇宙学科 B3)

理系の人がレポート・論文を書くときに参考になる本。文章の構造と流れ、明確な主張をする心得、事実と意見の使い分けなど、重要な内容が盛り込まれている。初版本は1981年に出版された本であるため時代遅れな記述もあるが、基本的な事柄は全く色褪せていない。
(生命科学科 B4)

【紹介文A】とにかく早く読んでほしい一冊です。「目標規定文」、「重点先行主義」、「逆茂木型の文章を避ける」、「はっきり言い切る」、「事実と意見」、「まぎれのない文」、などなど。どれも重要です。11章の「スライド」の説明には時代を感じます。

【紹介文B】レポートの書き方の本としては、まさに王道中の王道の本です。文章の書き方のみならず、図や表の書き方や単位・量記号の使い方などの理系独特の文書作成技法が余すところなく収録されています。読む本に迷ったら、まずはこの本を読んでみては?
(推薦者:機械物理工学専攻 M2)

【紹介文C】東工大に入学したからには、研究計画書や論文などの「理科系文書」を作成する機会が、今後多くなるだろう。
文章の組み立て方、事実と意見の書き分けなど、理科系文書を作成する際のマナーがこの書には明快に記されている。
(推薦者:集積システム専攻 M1)

【紹介文D】レポート初心者の『古典的』道しるべがこちら。独特の読みにくさもある一方、現教員が学生時に参考にした本でもあります。「図表のキャプションの場所は?」、「事実と意見の書き分けは?」、「参考文献のつけ方は?」などの質問にドキッとしたら、ぜひ参照して下さい。特に、目標規定文、抄録の重要性、逆茂木型の文章、の部分は必見です!
(推薦者:地球惑星科学科 B2)

【紹介文E】本書では理科系の学生や社会人に向けて、論文・レポート・説明書・仕様書など、様々な目的で書かれる文章の技術をわかりやすく伝えている。30年以上前に出版され、今なお多くの人々に読み継がれている名著。
(推薦者:物理電子システム創造専攻 M1)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2017春 新入生にすすめる本(H29)
感想投稿日 : 2013年2月4日
本棚登録日 : 2017年6月16日

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