朝鮮王朝にもお互いに思い合っていても階級の違いが邪魔をして
その思いを正直に伝えるコトさえできない慣わしがあったのですねー。
日本もたぶん昔はそうだったはず。
武家は武家。
町人は町人。
あらすじ的にはとってもありがちなお話しだなーっと思ったけど
この“ファン・ジニ”って実在した女性なんですってね。
知らなかった。
確かNHKでドラマの予告を見たトキ、踊ってるシーンがあって
すごくキレイな映像だなーっと思った覚えがあります。
映画版は舞うシーンはありません。
衣装は地味な色あいばかり。
それなのになんででしょ?
全編通してキレイだなーっと思いながら見てました。
とても静かで、だけど重すぎるコトはない。
おそらくチニの生き方がどこまでも凛としていたからでしょう。
どんな境遇に置かれようと自分の信じた道をまっすぐ行く。
そして自分の大切な人達を守るためなら何も恐れない。
やっぱりしなやかに強い女性は圧倒的に美しい・・・と思いました。
読書状況:読み終わった
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DVD
- 感想投稿日 : 2009年6月9日
- 読了日 : 2009年6月9日
- 本棚登録日 : 2009年6月9日
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