第2章まで、主人公の美雨ちゃんがうじうじぐちぐちしていて気に入らず、読むのをやめようかと思った。
でも、お父さんがなかなか面白く、朴訥ながらも芯が通っていてかっこよかったので先を読み進めることができた。
家族も友達も、よく知っているつもりでも、本当はよく知らないのかもしれない。
ちゃんとコミュニケーションがとれているかしら。
自分に余裕がなければ誰かのことを気にかけてあげられないのかもしれない…。
そんなことを思いました。
普段の暮らしの中で見過ごしてしまいそうな誰かとのつながりって実はすごく大切なことなんだよって気付かせてくれるような本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
*小説(こども・YA向)*
- 感想投稿日 : 2016年12月9日
- 読了日 : 2016年12月9日
- 本棚登録日 : 2016年12月9日
みんなの感想をみる