安部公房、川上弘美と並んで
わたしの中の奇々怪々小説家TOP3。
あまりにも美しい「うそばなし」 に
おもわず溜息 エンダ 嫉妬。
最後の最後まで美しい嘘が無数に咲いて来るので
とてもしおりじゃ追いつかなくて
メモ紙を千切ってお気に入りのページに挟み込みながら
ゆっくり ゆっくり 読みました。
岡崎京子さんもすきなのですが
意地でもこちらを先に読んで正解でした。
視覚で色や輪郭を狭めてしまう前に
「文字」を食べて 濾過して 味わうこと
文字で読むことの美しさを体感出来る本だと思います。
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カテゴリ:
◎洋書
- 感想投稿日 : 2012年5月12日
- 本棚登録日 : 2009年1月10日
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