おもしろくて、一気に読んじゃった。上巻よりも、下巻の方がクリスタルの心の機微がね、なんか切なくってさ。どうにもワガママ娘め〜と思ってたけど、弟に抜かれていく姉という心情もわからないでもないし、初恋の終わりの描写が切ない。きっと彼女も、とても素敵なバレエダンサーになるはず。原題の『Thursday'children』はやっぱりマザーグースからきていたのね。『Thursday's child has far to go→木曜日の子どもは遠くへ行く』。デューンもクリスタルも、そしてルースもとても困難な道を自分の力で行くんだろう。やっぱり、児童文学はいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童文学とYA。
- 感想投稿日 : 2007年9月9日
- 読了日 : 2007年9月9日
- 本棚登録日 : 2007年9月9日
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