猿駅,初恋 (想像力の文学)

著者 :
  • 早川書房 (2009年3月1日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 11
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グロく、そして少々エロい物語がつまった短編集。
往年の筒井康隆を思わせるドタバタも加味されていて、最近刊行されたのに、どこか懐かしさを感じる。ひょっとするとオマージュ作品なのではないか。
どの作品も徹底した「非リアル」が貫かれ、純粋に小説(ウソ話)を楽しみたい場合にはオススメ。昨年のベストSFにランキングされているようだが、典型的なSF的設定はとくに存在しない。

個人的には、巻末の「猿はあけぼの」が良かったかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(SF)
感想投稿日 : 2010年3月20日
読了日 : 2010年3月12日
本棚登録日 : 2010年3月12日

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