藤沢周平は作家になる前、業界紙に勤務し、編集長を務めていた。
ハムやソーセージなど、加工食品業界を取材対象にした新聞で、毎週1回4ページで発行していた。
藤沢はそこでコラム「甘味辛味」を執筆。業界のトピックや、折々の社会問題などを交えながら、軽妙で読みやすいコラムだった。
本書前半では、数々のコラムから選りすぐったものを掲載。後半で、当時の藤沢を知る会社の同僚や後輩、業界他紙の人々を取材し、藤沢の人となりや仕事ぶりを紹介している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新聞関連
- 感想投稿日 : 2012年12月31日
- 読了日 : 2012年12月19日
- 本棚登録日 : 2012年12月15日
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