1980年刊行。1996年ごろ購入・読了。
バブルの時代などを通して形成されたステレオタイプな「日本人論」や「欧米論」と違った視点を提供してくれた。非常に面白かった記憶があり、いまだにバイブル的に手元に残している。
「文化を異にする人々が、英語でコミュニケーションをする機会が、最近とみにふえてきた。しかし、異文化間のコミュニケーションで何か問題がおこると、しばしば欧米人の論理でことが片付けられ、日本人の立場は、無視されがちである。このことに、長い間、私はひそかな怒りを燃やしていた」・・・「序」に変えて
「言葉」でちゃんと伝えることの大切さ!黙っていることは美徳ではなく、また何もしないことですらなく、むしろ不誠実だということ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
科学
- 感想投稿日 : 2017年3月11日
- 読了日 : 2017年3月11日
- 本棚登録日 : 2017年3月11日
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