2012年3月刊。
社名や製品名などの名前を造り出す、いわゆる「ネーミング」の開発物語。
著者は、この30年間で、「DoCoMo(ドコモ)」、「りそな銀行」、「TableMark(テーブルマーク)」(旧 加ト吉)、「au」、「新s(あらたにす)」、「BIGLOBE」などの数々の名前を世に生み出してきた方です。
それらの名前は、どのようにして生み出されたのか?
また、それらの名前には、どのような意味が込められているのか?
筆者の頭の中の思考過程を映し出すような形で、ドラマチックに描かれています。
名前というのは、非常に論理的な意味づけの過程を経て生まれるものなんですね。
これほどまでに、複数の意味を込めて作り出されるものだとは知りませんでした。
名前の製作過程を知ると、最終的にその名前になったという必然性を感じることができます。
ドコモと au が同じ人が作った名前だったとは、ちょっと驚きでした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
知識教養
- 感想投稿日 : 2012年6月3日
- 読了日 : 2012年5月26日
- 本棚登録日 : 2012年5月26日
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