読み応えがありました。
現代社会がみるみる壊れていく中で、10人の生存をかけて頑張る誠哉。
普通なら絶望してしまう状況の中で、それでも最良の方法を探して、みんなを導こうという考え方には感動しました。
「天は自ら助くる者だけを助く」という言葉が印象的で、最後にそれが立証された時にはすごく納得しました。
ただ、何故一番頑張った誠哉が死ななければならなかったのか?
それだけは腑に落ちない面が大きかったです。
しかし、こんな物語を考え付く東野さんはやっぱりすごい。
そして明るい未来を期待させる終わり方はとっても好感が持てました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
東野圭吾
- 感想投稿日 : 2016年10月10日
- 読了日 : 2016年10月9日
- 本棚登録日 : 2016年10月9日
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