うーんアニメか~と思ってあまり期待してなかったんだけど、これ、かなり好き!
アリスちゃんがほんまにアホの子でかわいいし、さりげに変人っぷりを発揮する花ちゃんとのコンビがぴったりで、いいな。
というか、実はアリスちゃんのお母さんとか、自分をつけてくる怪しい少女をぜんぜん怪しまない腕毛のおじさんとか、オカルト少女とか、4人の女子と婚姻届を交わしてたユダとか、そうそう思い込みの激しいタクシーの運転手さんとか、出てくる人がたいてい変人ばっかりなんだけど、そういう人たちが物語の中にふつうになじんでる。
併映が『幕が上がる』だったんだけど、顔だけ可愛くて下手なコドモの演技を見せられるよりは、たしかにアニメーションという手段は正解かもね。夕日や朝日がにじむ街の描写も美しいし、アリスちゃんが街を走るシーンも、アニメーションならではの表現で、新鮮。なにより脚本がいいなあと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本映画
- 感想投稿日 : 2015年9月10日
- 読了日 : 2015年6月19日
- 本棚登録日 : 2015年9月10日
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