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僕は変態。読む本も変態。
レビュー by 変態サディストさん
芋虫…素晴らしく気持ち悪い作品。エログロ小説の金字塔。傑作中の傑作。
指…いわゆる、オチのあるホラー小説のようだ。短いながらも、絶妙の恐怖感を含ませていて、非常に面白かった。
火星の運河…観念小説の様相を呈した作品。幻想の世界の広がりを、巧みに描写している。ここまでくると、もはや怪奇小説ではなく、純文学のようだ。
ちなみに、映画バージョンを既に観たことがあった。非常に難解な作品だと思っていたのだが、原作を読むと、以外にも原作に忠実に映像化したのだという事がわかった。
白昼夢…怪奇。淀んだ雰囲気。乱歩の特徴が色濃く出た、見事な短編。
踊る一寸法師…後味の悪さがたまらくイイ作品。こういうの好き。
夢遊病患者の死…何とも救いようの無い話。無常。けど好き。
双生児…古典的ミステリーの雰囲気があり、乱歩のルーツを感じさせられる。
赤い部屋…罪に問われない人殺しとは、よく考えたものだと思う。かなりブラックなユーモアが効いていて、楽しい作品。この短編集の中では一番好きな話。
人でなしの恋…テレビ東京で放映されていた「ウルトラQ新」の中の、実相寺監督作品の原作らしい。人形への偏愛を描いていいる。乱歩らしいフェティズムの世界が堪能できる。
登録日 : 2008年12月06日 00:38:16


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