レビュー by loreさん
最後の最後で物語全体をもう一回見たくなってしまう、良いミステリー。非科学的な場面さえなければ、すべてが納得できるんだけどなー。
(この意味においてはイニシエーションラブのほうが一枚上手かな。)
意識の継続というものについて考えさせられる映画で、さながらデカルトにでも見せたい。
つまり、あの時点=Aで意識が二つ(一つはオリジナルになって溺死=B、ひとつは移動する=C)に枝分かれするわけだけど、どっちも自分はAだと思い込んでいるが、肉体的にはA=Bである。つまり分裂したCは次の舞台に上がるときには自分が肉体的には死ぬことを覚悟しなければならない。
哲学…(゜Д゜)☆4個だけど、テスラの人間コピーマシンなどという非科学的なものがなれば☆5個。
ちなみにコロラドスプリングズは実際にテスラの研究所があるところだったらしい。
さらに、人間の愛情に対する相互性の要求についても論じている。二人で一つの人生なので当然相方に対する愛情も半分になってしまう…
普通の関係なら気付かないんだけど、あれだけ近い関係ならば気づくはずだよね。
はー、自分が相手のことを思うくらいに相手から求めちゃうから、傷つくんだよね。それが得られない時に。
レビュー登録日 : 2008年12月11日
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