この巻の「奇々怪々」
新年会の合間にとうとう新吾が摩利の背中に
指文字で・・・・
マリガ スキダ アイシテル
摩利の人生で最高の瞬間だったんじゃないかな?
幸せに輝いてる
美しく、そして残酷なシーン。
やっと告白出来たと笑顔の新吾の純真さが
(本人に悪気が無い分)
後の展開を知ってるだけに何とも言えない・・・。
でも、この告白の本質は
同じく摩利を愛する夢殿先輩には既に
見破られているんすね。
巻の最後の方では
遊び人の「しのさん」の切ない恋の顛末が・・・・・
持堂院一のプレイボーイの彼が
叶わぬ切ない恋心をずっと秘めていたのが明かされて
ジーンときちゃいます。
身体の飢えは満たせても心の飢えは満たせない、
後の摩利にも通じるモノが。
目立たないけど、
星男の一途な純愛にもホロリとさせられました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月18日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年7月18日
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