新約 とある魔術の禁書目録(9) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2014年1月10日発売)
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感想 : 26

 そこは自らが世界から恨まれ追われる世界、そこは結果さえ出せれば別に自分じゃなくてもよかった世界、そこは何も起こらなかった世界。
 第三の世界では、悪であったオティヌスは全てを救い、正義であった上条はその世界を脅かす存在。
 内的な精神攻撃やばすぎて泣けた。
 「総体」さんの章が長すぎ(笑) そして史上最も長い上条さんのセリフ(笑)
 内面で折れないから外的攻撃の繰り返しで上条さんの精神を折ろうとしたオティヌスとのバトル。
 全てを変えるといっても上条さんに適用は出来ないから記憶はそのまま。元の世界に帰るという目的と強敵攻略というモチベで精神ダメージ減らす上条と、何度もザコに付き合って辟易してデメリットしかないダメージ大のオティヌス。それでも外的攻撃とリセットだけに留めていたのは元の世界への執着。
 リセットが出来ないトコまでバトり続け、元の世界を取るか、次の世界へ行くか。選ぶのは上条じゃない、オティヌスだった。
 そして…やはりそうなるか。フラグ一級建築士さすがです。そして何故かうん。萌えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2014年2月2日
読了日 : 2014年2月2日
本棚登録日 : 2014年1月3日

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