再読。初読はミステリーランドとして出版された2006年。初読時にも「子供向けの体裁をとりながら、後味の悪い作品だなぁ」と思ったのだけれど、その印象は(以前よりも薄れたが)変わらず。
なんだかこのあたりになると、もはやミステリの部分に主眼が置かれているのかすら怪しいと思ってしまう。
黒猫館、暗黒館、びっくり館と「・・・なんだかなぁ」といった気持ちを拭えない作品が続いていたので、このあたりではワタシももはや半分あきらめの境地に達してきたか。
とはいえ奇面館はちょっと持ち直したし、もう何度も書いていることだけど、やっぱり最終作には期待します。綾辻さん、よろしく。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
和書(ミステリ)
- 感想投稿日 : 2014年10月12日
- 読了日 : 2014年9月20日
- 本棚登録日 : 2014年10月12日
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