簡単に書かれているけれど、内容は重い。
雨の日のスクールバスを待つ間の暇潰しとして、アンナが始めたお話ゲーム。その"お話"に徐々に引き込まれていくマーク。ヒットラーのむすめハイジの立場になり良いことと悪いことについて、戦争について考え始める。「もしお父さんが悪いことをしていたら、やめてって言えるのか」「もし今ヒトラーが権力をもったとしたらお父さんやお母さんは抗議するのか」「良いことをしていると思ってる人に本当はそれが悪いことだとどうやったら気づけるのか」……
10年位前に読んだときから古くならないこの本。というか今の日本にピッタリでしょ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2014年10月1日
- 読了日 : 2014年10月1日
- 本棚登録日 : 2014年10月1日
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