キアロスタミという偉大な監督が日本を舞台に撮った作品。
偉大な監督であることは間違いないのだが、
どうにも個人的には合わない監督であるのが正直なところ。
今作品もやはり合わない何かを感じてしまった。
それぞれが一方通行な想いを抱いているのはよくわかった。
しかし加瀬亮の狂気が無かったらどこへ転んでいたのだろう。
高梨臨演じる、アキコがタクシーで祖母を見て涙を流す場面は
役者の力量を感じた。素晴らしい芝居であったのは間違いない。
そして、何よりも圧巻のラストであろう。
これには絶句の一言である。そこまでやるかと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年6月6日
- 読了日 : 2013年6月6日
- 本棚登録日 : 2013年6月6日
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