あのウッチャンナンチャンの内村光良監督作品。
初監督作品のピーナッツはまだ観ていないが、
ふと思い立ってこの作品を観てみた。
正直な感想として、内村光良舐めてました。すみません。
原作は読んでいないので、何とも言えないのだが
脚本の力は非常に感じることができた。
花と咲くか、咲かぬまま散るだけなのかわからない芸の世界。
自分一人の体なら何とでも這いつくばれるが、
守るべきものが出来た時に生じる焦り、そして迷い。
夢を叶えることの難しさ、そして夢を諦めることの辛さ。
その全てがとてもリアルに描かれていた。
17年後のリアルの無さは正直感じたところでもあったが、
それもご愛敬なものだろう。
映画的センスなど難しいところはわからないのだが、
それをひっくるめた本の力はとても感じられる作品。
何かを始めることよりも、何かを終わらせることの方が難しい。
だから人は涙を流すのだろう。夢を見るのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年11月17日
- 読了日 : 2015年11月16日
- 本棚登録日 : 2015年11月17日
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