東京発、盛岡行き。東北新幹線の車中だけで展開する殺し屋シリーズ第二作。
新幹線の疾走感に負けず劣らずのストーリー展開。散りばめられた伏線、後半での回収。お見事です。
「てんとう虫はマリア様の七つの悲しみを背負って飛んでいく。」
明らかにされていない王子の生死について。峰岸息子、狼、スズメバチ、檸檬、蜜柑、白衣の男、峰岸を含めて死体は七つ。ただ、個人的には木村夫妻はきっとやっていると思う。白衣の男はカウントしないのかな。ここに関しては深読みしすぎ?
天道虫こと七尾はもちろん、蜜柑と檸檬、好きだったから残念だったけれど、「ほらな、復活したろ」のラストで気分が晴れた。
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- 感想投稿日 : 2017年11月11日
- 読了日 : 2017年11月10日
- 本棚登録日 : 2017年11月10日
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