ソードアート・オンライン8 アーリー・アンド・レイト (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2011年8月10日発売)
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感想 : 110
3

アインクラッド、アルヴヘイムの番外編の短編集。

ゲーム内の死が現実の死と直結するデスゲース
ソードアートオンライン。
その中で決してHPがへるはずのない“安全圏”である街中で
プレイヤーが殺害される。
プレイヤーキルだと仮定しても手段がわからない。
調査に乗り出すキリトとアスナだったが…(圏内事件)

ALOで伝説の剣“エクスキャリバー”発見の報に
一度獲得を諦めたキリトは再度挑戦するが
それには壮大な裏イベントが待ち構えていた…
(キャリバー)

SAOがデスゲームであるとわかり
プレイヤー達が絶望する中、キリトは真っ先に
街を飛び出していた。SAO最初の一日のキリトを描く。
(はじまりの日)

圏内事件はヒースクリフとこんな風に話したり
ラーメン(的なもの)を食べたりしてたんだなぁと
思うとなんだか可笑しい。
確かにゲームとはいえそこにいるのは人なので
レアドロップなどで憎しみ合いや殺し合いも
起きるのかもしれない…命がかかっているなら尚更。
ミステリファンはなんだよ!と怒るかもと
あとがきにありましたがMMO内のミステリとしては
面白いトリックだなぁと思った。

キャリバーは緊迫感はないけれど
今まで話をすすめるために
多少削られていたMMOらしいMMOの
ゲームの面白さや魅力が見れて面白かった。
スナイパーでありアーチャーであるシノンが
本当に格好良すぎる…!

はじまりの日はβプレイヤー同士だからこそ
わかる思い、憎しみ。
NPCの少女に涙をこぼすキリトが悲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年2月12日
読了日 : 2014年2月11日
本棚登録日 : 2014年2月12日

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