本書は一般に親しまれている演義を入り口に正史の記述を検討。そして史実へと誘う三国志の本である。
我々に馴染みのあるのは、演義の世界である事は知っていたが、何処までが史実で何処までが創作なのか、その境界がわからなかった。二袁の真実(袁術と袁紹)や董卓の意外な美点。名士と君主の責めぎあいなど新たな視点が面白い。
久しぶりに光栄の三国志をやりたくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
世界史
- 感想投稿日 : 2011年8月7日
- 読了日 : 2011年4月6日
- 本棚登録日 : 2011年8月7日
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