僕の死に方 エンディングダイアリー500日

著者 :
  • 小学館 (2012年11月22日発売)
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舌ったらずで眼鏡でちょっとぽっちゃりしてて、よくしゃべる人って印象の金子さん。
いろんな情報番組に出てて、
それがいつの日か凄く痩せていて・・・
ダイエットをしたとその時聞いたけど、違った。
それは本にも書いてあったけど、
病気の事は伏せて、ずっと亡くなる直前まで仕事をし続けて。

情報を提供し続けたい、みんなを喜ばせたいって気持ちが凄い。
病気が発見されて、もういつ死んでもおかしくないって言われながらも、
仕事を休もうとしなかった。

スーパーのチラシと、女性週刊誌で育ったという金子さん。
まさに主婦の味方。消費者の味方。

金子さんの手記の後に、奥さんのあとがきも。
あとがき最初のアーモンドチョコの話。
金子さんの話もリアルな事なんだけど、
奥さんのチョコの話で、もっとリアル感が胸に押し寄せました。

とても読みやすいし、いろんな人に読んでもらいたい。

改めてご冥福をお祈りします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現実
感想投稿日 : 2013年7月14日
読了日 : 2013年4月8日
本棚登録日 : 2013年7月14日

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