空飛ぶ広報室

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年7月27日発売)
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復習したくて、何度目かの読了です。
甘々、有川ワールド。

ダイレクトに広報の仕事をしたことがあるわけではないけれど、少し関わる機会はあったので、共感しながら読める部分が多いのです。

報道班と広報班との立ち位置の違い、それでも共通のミッションをしっかり持てている広報室のメンバーたち。それを自由気ままなフリをしながら、的確に導き、ベクトルを正す広報室長。小説だけど(だから?)、この組織力は見習うべきところがあるなぁと感じます。

一番好きなのは、鷺坂室長の『一番大変な思いをする現場が一番いい格好をするべきだ』というスタンス。それが一番格好いい♪

おまけのような、最終章の「あの日の松島」。ブルーがようやく松島に帰れたとニュースで見たときのことを思い出して、ぐっとくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年6月6日
読了日 : 2017年6月6日
本棚登録日 : 2017年6月6日

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