あ、これ読んだ。»
読んだ本の印象や感動をつらつらめもする本棚。 本を読んだことを忘れないようにするために、または思い出せるように、が目的です。
レビュー by やちこさん
いろんなところで結構評価が高いし、自分の周りでも評判が良いので、今更ながら読んでみました。
全ての事象(魔法?)を無効化できる右手を持つ主人公と、禁断の魔術書を一言一句違えず記憶する少女が出会って起きる、一瞬の悲劇の物語。
正直、これは大人になって読むものではなかった。
というのが、率直な感想です。
やっぱり中高生向けのライトノベルというか…。なんとなく、肌に合わない印象でした。
かといって、面白くなかったわけではありません。
登場人物は生き生きと描かれ、設定も結構凝っていて、一見、無敵な様にも思える主人公の能力の弱点や無力さなんかもきちんと描かれており、加えて挫折、克服からのハッピーエンド、更にそこからの後日談等、いろいろ詰まっていて、結構楽しめます。
特に後日談には、驚かされたというか…なかなかニクイ演出だなぁと感動しましたし。良い青春劇だったと思います。
肌に合わなかったのは、単純な、文章の構成なんかの問題だと思います。
もうちょっと描写が欲しい所が全部会話文だったり、横文字のルビが凄く多くて読みにくかったり…
いやいや、これらもラノベの楽しみの一つでもあるんですけどね。
ということで、個人的には★3つで、一巻を読んだ時点で、綺麗にまとまってるし終了でもいいかなぁ…という感想でした。
周囲には、「ここから読み続けるから面白いんだけど!」とか言われそうですね。
レビュー登録日 : 2012年01月20日
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