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蛇を踏む (文春文庫)についてのm0esend0さんのレビュー


蛇を踏む (文春文庫) 1690人が登録 ★3.30

著者: 川上弘美 
本 / 文藝春秋 / 183ページ / 1999年08月発売

レビュー by m0esend0さん

文学   読み終わった  読了日 : 2011年09月14日  3  登録日: 2011年09月21日

「センセイの鞄」以来の川上弘美作品。表題の「蛇を踏む」は芥川受賞作ということだが、選考に値する作品だったのではないかと思う。「蛇」が誘う世界は忌避すべきようでいて実は甘美なもの。セクシャルなものに対する希求を、ひとつも直接的な言葉を出さずに、その空気の輪郭をなぞるようにして描いている。主人公だけではなく、ニシ子さんや和尚さんも「蛇」を飼っているという設定が素敵。他2篇の収録作は表題作に比べると印象薄というかんじ。 レビュー登録日 : 2011年09月21日


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