半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか―お金は裏でこう動く

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  • 幻冬舎 (2009年4月9日発売)
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タイトルに惹かれて大学の図書館から借りて読んでみた。

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●ケーキの原価は15~50円。(60%)売れ残る分を見越して値段を決めている。日本企業では営業利益率3~5%。8%越えは優良企業。

●5000円の乳液の原価は87円。原価率1.7%。化粧品会社は研究開発費が売り上げに対して割合が低い。(トヨタ:3.6%、タケダ:20.1%、コーセー:2.3%、資生堂:4.9%)売り上げの4分の1を広告・宣伝費用に充てている。

●本は1日に平均200冊が発行されているが返品はその半分近く。

●漫喫は漫画はあくまで動機づけ。キャッシュポイントはコーヒーや軽食などの物販に依存している。居場所を売るビジネスへ。時間ベースで課金。長くいてもらって売り上げアップ。

●千葉ロッテは所得格差が大きい。阪神は2軍選手にも優しい。選手の10分の一が毎年入れ替わっている。2年目のジンクスとゲーム理論。囚人のジレンマ。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年2月8日
読了日 : 2013年2月9日
本棚登録日 : 2013年2月8日

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