数学者ガロアの生涯を追った本。
20歳で女性を巡った決闘で死亡したことで有名な数学者だが、読むと単純な悲劇ではないことがわかる。
当時の政治情勢から過激派に参加し、獄中にいたこともあるという。
いわゆる数学者のイメージからは遠く、不思議さを感じる。
また、本人の死後、社会からその功績が認められるあたりも悲劇性を強くしているのだろう。
月並みだが、認められたければ日々の行動も気をつけなさい、といったところだろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2011年7月23日
- 読了日 : 2011年7月23日
- 本棚登録日 : 2011年7月23日
みんなの感想をみる