どこにもない国: 現代アメリカ幻想小説集

  • 松柏社 (2006年6月1日発売)
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本棚登録 : 151
感想 : 25
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難解なアンソロジーです。
難解、とかいう言葉は使っちゃいけないのかもしれないけど、一筋縄では行かないことだけは確かです。
「感じる」よりも「考える」が大事になりそうな本。

「地下堂の査察」エリック・マコーマック
「”Do You Love Me?”」ピーター・ケアリー
「どこへ行くの、どこへ行ってたの?」ジョイス・キャロル・オーツ
「失われた物語たちの墓」ウィリアム・T・ヴォルマン
「見えないショッピング・モール」ケン・カルファス
「魔法」レベッカ・ブラウン
「雪人間」スティーヴン・ミルハウザー
「下層土」ニコルソン・ベイカー
「ザ・ホルトラク」ケリー・リンク
が読めます。

好きだったのは、
「どこへ行くの、どこへ行ってたの?」
「魔法」
「雪人間」
かな。
柴田さんマジックにかかったのか、スティヴン・ミルハウザーが私もどんどん気になるように。
彼の短篇集を読んでみることにしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(作者:外国人)
感想投稿日 : 2011年7月15日
読了日 : 2011年7月15日
本棚登録日 : 2011年7月15日

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