花を売らない花売り娘の物語 High-Touch Contact with Customers (ペーパーバックス)

著者 :
  • 光文社 (2005年8月24日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 12
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人は花が欲しくて花を買いに来るのではない、
では花屋では何を売ればいいのか...

そこから始まる様々な話の数々です。

顧客満足やお客様主義など、よく言われていますが、サービスという現場で、如何に人の魂(心)を込めることができるのかが、とても重要だと改めて気づかされました。

・サービスは100-1=99ではなく、100-1=0のシビアな世界
・人間がコンピュータより優れているのは、「忘れること」、「間違うこと」、「ウソをつけること」
・顧客は「集める」のではなく「集まる」
・マーケティングの世界は、モデルやシステムではない、生身の人間同士のせめぎ合いの場である
・「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」

作者の熱い思いが、随所に見られます。
単なるマーケティング論ではなく、人生の指南書の様なお勧めの1冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年5月7日
読了日 : 2010年5月7日
本棚登録日 : 2010年5月7日

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