地上世界に出てもドリッズトの試練は続く、ドロウとしての自分とその厳しさに悩み葛藤する様が描かれる。
ダークエルフ物語は世界を救うとか変えるとかいう話ではなくて、ひたすらドリッズトという若きドロウがどう生きるのかということを描いている。
そのためファンタジー世界の話でありながら、その行動に感じ入ることが出来るのだろうと思う。
この世界のキャラクターは大抵信仰する神を持っていて、ドリッズトもドロウに変わる神を見出すことになります
一神教的な神の信仰の仕方とは異なるので日本人でも共感できるのところがあるのではと思います
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
R.A.サルバトーレ
- 感想投稿日 : 2008年12月17日
- 読了日 : 2008年12月17日
- 本棚登録日 : 2008年12月17日
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