よかったです。挿絵も素敵。1817年にW・アーヴィングが英国の詩人スコットの邸宅に招待され、その見聞を元に書かれたらしいです。「スケッチブック」の続編の趣。1817年といえば、ミス・オースティンの亡くなった年。作中の地主の愛する古き良き昔の習慣とか、古風な暮らし方って、リージェンシーの風俗習慣かしら?総て手作業の時代ですから、下層階級の労働は大変なものだったに違いないのですが、豊かな地主や大きな自作農の暮らしはゆったりしていて、楽しみに満ちています。「スケッチブック」は中学生の頃読まなくてはならなくて、文庫を買ったはずですが、「リップ・ヴァンウィンクル」しか覚えていません。もう一回読まなくては!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年4月1日
- 読了日 : 2010年4月1日
- 本棚登録日 : 2010年4月1日
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