第一部
火星の庭が出来るまで。出来てから。
前野さんが出会ったブックカフェ
第二部
街と人と本と
仙台のブックカフェ「マゼラン」と「stock gallery&atelier」の店主さんたちインタビュー
製本家・仙台文化の方々へのインタビュー
古井由吉の読書会。佐伯一麦さんと共に
仙台の文学者町歩き。
江戸時代・仙台に生きた女性只野真葛
俳人・佐藤鬼房と塩竃
と盛りだくさん。
第一部は前野さんの破天荒なブックカフェ始めにびっくり。また、ブックカフェに対する素直な思いもよめます。
第二部は仙台・宮城の文学や本に関わる人たち。古本屋、製本家・読書会・本の発行者など立場は違っても、本に託してなにかしらを残したい伝えたい思いがあります。
只野真葛は、「しがらみがない私だから」と時代にとって常識といわれる事に異を唱えたり先進的(こう言ったら真葛に怒られそう)な自分の考えを著すのはすごい。書こうとしても書かないのはなにもしないのと同じかなと叱咤されました。
読みごたえ充分で、仙台を見る目が変わる本
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
0 そうき
- 感想投稿日 : 2017年2月5日
- 読了日 : 2017年2月5日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
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