明治時代に日本人が、難破したトルコの船乗りたちを助け、トルコに送り届けたことは、テレビや絵本で知っていた。けどそれがトルコの教科書に載っていて、しかも日本人に恩返しをするように教えられていたとは全く知らなかった。イランイラク戦争で、イランに住んでいた日本人を助けるためにトルコの航空機が飛び、トルコ人より優先して日本人を助けてくれたことは、知らなかった。ニュースをさらっと流してしまったのかもしない。
中国の反日運動とトルコの教育をくらべてみると、子どものころからの教育がのちのちの人の考え方に大きく影響することがよくわかる。日本もしっかりと、教えるべきことを教えないといけない。外国との関係とか知らな過ぎると思う。
日本の自衛隊や航空機が飛ばないと分かったときの日本人の絶望。日航で組合委員長として飛行機を飛ばすことを反対したのは、山崎豊子の「沈まぬ太陽」で主人公の恩地さんだと思う。組合というものも考えさせられた。
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- 感想投稿日 : 2012年8月15日
- 読了日 : 2012年8月15日
- 本棚登録日 : 2012年8月15日
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