全巻読了。
波乱万丈のストーリーはないけど、繊細な心理描写と洗練された美意識で描かれた千年前の王朝文学。
林望先生の翻訳に感謝。
さて浮舟編。
美しいお姫様がいつも幸せになれるわけではないという何ともな話。
とはいえ美人だからこそ許されることも多々あるという...
久し振りに物の怪登場&加持祈祷&悪霊退散で「中世の話だった!」と「姉の大君もそんな話だったか?」に少し驚き。
微妙なところで終わっているが、結末としてはこれでよいかも。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月3日
- 読了日 : 2016年11月3日
- 本棚登録日 : 2015年10月31日
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