島津家当主・義弘は負け戦なく、朝鮮の役では自軍の30倍もの敵を蹴散らし武勇高き兵。
常に冷静に島津家の、薩摩の生き残りの策に思案を巡らし、心優しく気さくな性格で薩摩隼人の圧倒的な人望を得る。しかし、それを面白く思わぬ兄から毎度のように手ひどく扱われ、苦悩する。
天下分け目の関ヶ原の戦い・・・・・国許からの援軍もなく、勝ち目の薄い西軍に与するところとなった島津に生き残る道はあるのか――。
(2008/5/27 読了)
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2009年3月22日
- 本棚登録日 : 2009年3月22日
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