独特な設定で魅せるミステリ作家と聞いて以前から気になっていたのをついに借りた。
8つのお話の短編連作。解決はいつも競馬場です。
競馬場で奇妙な事件について語る二人の刑事の下に、競馬と短歌と哲学の好きな男が現れて事件を解決していく、安楽椅子探偵ならぬ競馬場探偵がまったり活躍します。
事件に絡めた哲学や競馬や短歌のお話が途中に挟まれるので、そちらが好きな人は結構楽しめそう。
ただ事件の謎自体はそれほど難しいものでないので軽く読む用。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
借り物
- 感想投稿日 : 2010年4月16日
- 読了日 : 2010年4月16日
- 本棚登録日 : 2010年4月16日
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