神様のカルテ (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館 (2011年6月7日発売)
3.98
  • (1407)
  • (1814)
  • (1033)
  • (178)
  • (43)
本棚登録 : 13395
感想 : 1498
4

この小説の映画のテーマ曲に、辻井さんのピアノが抜擢されたらしい。
CDのタイトルにも使われてて、全体的に「神様のカルテ」の為に構成されてるかのようやったから、どんな話なのかなと思って読んでみまひた。

もっとおもーーーーーーい内容かと思ってたけど、
そうでもなく、意外とスラスラと読み進んでいける。

話はそれるけど、この小説の奥さんがかわいすぎる☆
こんな人になりたいわぁ~
まずマイナス思考を排除せねば。
そして映画の人物設定、はまりすぎやなと思った!

でもこんなん言っておきながら
映画を見に行きたいとまでは思わんかったねんけど、
辻井さんの曲も使われてるし、一度見てみよかな。

全体的にほのぼのしてるお話やった☆
この話に出てくる人たちがステキ。
ところどころちょっとじーんと胸にくる。涙

あと、これ書いたら読んだ時の楽しみ?というか「!」って感じがなくなるかもやから
だいぶ下の方で書きます。。





















いや、そんなに大したことでもないかも??やねんけど、
うち的にちょっと「・・!」って感じやったこと。


主人公の名前が「一止」。

一止『“一”に“止”という字をそのままくっつけると“正”という字になる。父の遊び心である。』

患者さん『一に止まると書いて、正しいという意味だなんて、この年になるまで知りませんでした。でもなんだかわかるような気がします。人は生きていると、前へ前へという気持ちばかり急いて、どんどん大切なものを置き去りにしていくものでしょう。本当に正しいことというのは、一番初めの場所にあるのかもしれませんね。』


この話の内容が、「迷ったときこそ立ち止り、埋もれた大切なものを掘り起こす。その積み重ねもまた人生だ」みたいな話やから、

うまく話の展開進めてるな~~と☆
というか“正”を分解して考えるとかしたことなかったから、
なるほどね~~って感じやった。



ここの部分が好き。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年6月3日
読了日 : 2016年6月3日
本棚登録日 : 2016年6月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする