読了、79点。
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鹿谷は先日知り合った新人作家日向の代わりとして、中村青司の建築した"奇面館"へ赴く。そこでは常に仮面で素顔を隠しながら主人を中心に親睦を重ねる怪しげな会合が開かれていた。あくる日の朝、主人のものらしき首なし死体が見つかる。
館シリーズ第9弾。
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と言う訳でう~ん、その年のベスト10に入るか入らないか、の基準点が80点、でギリ入らないだろう、とこの点数。
館のギミック、鍵が盗まれて取り外せない鉄仮面や首なし死体というシチュエーションに読んでいる最中は非常にワクワクさせられましたが、
読み終わってひと月経った今思い返すと少し微妙な点が多い気もします。
端的に言えば随所で推理小説過ぎる。
鉄仮面に関する謎は上手いとは思いますが、400ページの小説にしては詰め込みが物足りない、かな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2012年2月14日
- 読了日 : 2012年1月15日
- 本棚登録日 : 2012年2月14日
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