戦後のパンパンの女達の生き様を、エネルギー込めて描いた作品。正直途中やめようかと思うほどの、胸焼けしそうなほどの女同士の嫉妬や欲望などが渦巻いているので、この昭和特有の勢いに乗れるかどうかがミソ。
決して上品な描写の作品ではないが、ただ時代の毎日を生き抜くために、あぁいって必死になって身体を売って働いていた人たちがいたという事実は衝撃的だった。
宍戸錠さん、瞳がずっと燃えていた。
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- 感想投稿日 : 2017年8月31日
- 読了日 : 2017年8月31日
- 本棚登録日 : 2017年8月31日
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