独断と偏見でつけた4つ★以上のミステリを紹介。人間それ自体がミステリということで、たま〜にボーダー小説もあり。
manaさん
大沢 在昌
光文社 (1998年08月)
4つ★+☆
久々に再読。新宿鮫シリーズは出版されると同時に読んでいて、ワクワクしていたシリーズの1つでした。また読みたいなぁ〜と思っていたのが、このシリーズ2作目にあたる「毒猿」。 よかった〜〜!涙がでましたよん。やっぱりこのシリーズの中では一番いいよなぁ。 ...
福井 晴敏
講談社 (2003年08月08日)
いや〜〜久々に泣ける良い作品に出会いました。読み出してすぐに「へ?TwelveY.O.と同じじゃん・・・」と思い、失敗したかなぁ〜と思ったんですけどね。そうしたら本書が処女作なんですもんね〜。でもこっちの方が読みやすく思います。主人公たちが時々くさいセリフ...
松岡 圭祐
小学館 (2002年06月)
4つ★
私はいつもこのシリーズは文庫化してから買っています。ちゃんと単行本で出版されたと同時に読んだら、もっと驚くことなんでしょうね〜。というのも、文庫化してから読むとそれだけ年月が経っているので、実際にあった事件を元に書いているんだなぁ〜と思ってしまう...
光文社 (1997年08月)
懐かしくなり、入手したこともあり再読。うれしいですね〜。再読にかかわらず感じるスリルとスピード感。大沢作品、他にもいい作品はたくさんありますが、やはり大沢作品=新宿鮫ですもんね〜。このシリーズ、今か今かとワクワクしながら出版されるのを待っていた当...
トマス・ハリス 小倉 多加志
早川書房 (1989年10月)
「羊たちの沈黙」の映画を見てこの本のことを知って読んだ。本書にもハンニバル・レクター博士が登場するんですよね〜。そして同じく犯人を知る手がかりを教えます。主人公を罠にもはめるけど・・・。ハリスの本は最高のサイコ・サスペンスだと言っても過言ではない...
トマス・H. クック Thomas H. Cook
文藝春秋 (1999年03月)
父親が家族を殺し逃げる。偶然から生き残った主人公が何から父親は逃げたのか?をノンフィクション作家のインタビューを受けながら紐解いていく。これまためちゃ暗くてせつない話だった。見つけた父親の口からでた意外な真相も凄い。なんだか恐ろしくなってしまう。...
シェリ・P. ゲラー Shari P. Geller
講談社 (1999年10月)
この世の中にはいろいろな犯罪があるけれど、児童性虐待ほど忌まわしいことはないと思う。それなのに、被害者が子供であって言えないことをいいことに、加害者は逃げ、あるいは法の網をくぐり抜けている。本書ではこの問題提議をしている。「女執行人」は法では裁く...
シドニィ シェルダン
アカデミー出版サービス (1987年12月)
シドニィ・シェルダンといえば、一時、一世を風靡しましたよね。私も全て読んでます。(笑) なかでもこの「ゲームの達人」が一番好きです。初めて読んだ時、その面白さにひかれて何度も読み直してしまいました。大富豪の家系3世代にまたがる話なのですが、ダイヤ...
スティーヴン キング Stephen King
新潮社 (2000年01月)
泣けました!指すが巨匠。不可思議なことを不思議に思わせない巧みな文章。それに昔は普通だったらしい分冊形式での長編の出版、毎月、出版されるのを心待ちしていました。映画では主人公の看守主任をこれまた大ファンのトム・ハンクスがよかった〜。それにしても神...
スー・グラフトン 嵯峨 静江
早川書房 (1988年09月)
キンジー・ミルホーン・シリーズも脂がのってきた!という感じです。今までの中で私は一番好きです、この作品。脇役たちにも愛着がわいてきたし〜。犯人は思いもつかなく、悲しい結末にはウルウルもんです。いつもはタフなキンジーも今回の事件はちょっと応えたと思...
早川書房 (1990年06月)
今回は地元サンタ・テレサを離れて活躍したキンジー。前作で爆破されたアパートも無事修復して、家主のヘンリーに同居させてもらっているもののストレスは爆発寸前状態から脱出できる!と喜んだのも束の間、家を離れて仕事をすることになります。キンジーってラッキ...
早川書房 (1991年06月)
本書を読み終えて、あ、なんだか作風が変わってきたなぁ〜と思った。作風よりも主人公である女私立探偵・キンジーが変わってきたからだろうと思う。上手に年をシリーズの中でとらせているから、大人の女性として成長するキンジーの姿が微笑ましい。本書では人探しの...
S.J. ローザン S.J. Rozan
東京創元社 (1998年12月)
シリーズ第2弾。このシリーズ、1話ごとに主役がビルとリディアで交代されます。今回はビルが主役。ビルってすっご〜くいい人。ピアノを弾くことがやすらぎで、応えてはくれないリディアを深く愛していて。大人の男っていう雰囲気がプンプン。今回は危ない目にも合...
ロバート ゴダード Robert Goddard
文藝春秋 (1993年01月)
いつもゴダード作品を読むと感服するのが、緻密なプロットと読者をワクワクさせる文章にだ。本作品も一人の女性が自分の秘密を紐解いていくのだが、人生とはかくも複雑にできているのだろう・・・とため息がでてしまうほど、良くできた作品だと思う。主人公のリオノ...
R・D・ウィングフィールド 芹澤 恵
東京創元社 (1997年10月)
でましたでましたフロスト警部第2弾!今日も新しい部下を引っ張りまわして、難事件や怪事件を成敗します。これまた98年度のこれミスで第1位!読めば納得するはず。この署内で1番働いて事件を片付けているのはフロストなのに・・・。彼は手柄を他の人のものにし...
ポール・リンゼイ 笹野 洋子
講談社 (1993年08月03日)
私は著者が「元・・・」とか「現職の・・・」というのに弱い。やはり一般のひとには知られていない裏の部分を知っていると思うと、読みたくてしょうがなくなるのだ。リンゼイ氏も現職のそれも1番凶悪犯罪に近いところにいるFBIの捜査官ですからね〜。本書の宣伝...
パトリシア・コーンウェル 相原 真理子
講談社 (1994年12月07日)
デビューから5年。真作が出る度にベストセラー間違いなし!待ち遠しくて待ち遠しくて〜!今回の1番の面白いところはタイトルにもなっている研究所・ボディ・ファームが登場すること。事件そのものも興味深いがケイも生身の人間、プライベートでもいろいろある。な...
講談社 (2000年12月26日)
「警告」の続きになっており、狼男連続殺人の謎が解明かされる。ケイは強い。副署長殺害の殺人容疑を掛けられているのに、四苦八苦しながらも忽然と立ち向かう。もちろんルーシーとマリーノが助けるもんね〜。
ニッキ フレンチ Nicci French
角川書店 (1998年02月)
本書をちょっと誤解していたんですよん。もっと早くに読みたかったわ〜と思わせるほど面白い本でした。誤解の原因は同名の映画なんですけど・・・。映画を観ているので読むのは後でいいや〜と思っていたんです。全然の別物でした、ガハハ。ニッキ・フレンチはジャー...
ネルソン デミル Nelson DeMille
文藝春秋 (1994年07月)
このゴールド・コーストはアメリカのNY州ロングアイランドの北海岸のこと。そこに住むワスプの一員である弁護士一家を中心とし、隣にマフィアのドンが引越してきてから世界は変わりだす。そして最後には悲劇が待ち受けているだろうとは誰も考えていなかった。ワス...
マーガレット マロン Margaret Maron
ミステリアスプレス (1995年12月)
まず好感が持てたのは、男家族の中の女の子ということでヒロインがとても気風がいいというところ。そして目覚めべくして正義に目覚め、判事に候補するところなど、読者を引きつける魅力があります。そんな彼女の目の上のコブが・・・地元の名士であるとともに密造人...
ミネット ウォルターズ Minette Walters
東京創元社 (2000年08月)
前作「氷の家」はピ〜ンとこなかったが本書は私のツボを押しましたね〜。主人公のロズはフリーライター。取り組んでいる仕事は実の母と妹を惨殺し25年の刑に服しているオリーブ。面接を重ねて打解けていく。そして彼女がオリーヴの無実をつきとめるのですが、本人...
ローリー・キング 森沢 麻里
集英社 (1994年11月18日)
さすがポー賞を受賞するだけあり、筆の運び方がとってもうまく、読者をのめりこます。女性の警察官が主人公だと男社会に立ち向かっていく強いヒロイン像が、時にはパワフル過ぎて鼻につくことがあるが、ケイトはそこらへんはとってもスマートなので好感度大だ。こう...
ローリー・キング 布施 由紀子
集英社 (1998年11月20日)
プライベートでもうまくいってないケイトは、パートナ−の恋人の娘(11歳)を誘って旅にでた。楽しい旅になるはずだったのに・・・忽然と少女は姿を消す。今回はケイト自身も大ピンチ!ハラハラドキドキ。ちょっとマイノリティーについても考えさせられる作品です。
リンダ ラ・プラント Lynda La Plante
早川書房 (1997年08月)
「凍てついた夜」に続く第2弾。今回もロレインはお酒の誘惑を拒もうと必死に抵抗しています。クールでタフなロレインだけど、人間ってやはり弱いモノなんだなぁ〜と感じました。あ、私はダメ!自分にめちゃ甘く禁煙やダイエットなんて絶対できないと確信しておりま...
早川書房 (1999年10月)
アル中になり丸腰の少年を誤殺し、警部補という仕事も家族も失った主人公ロレイン。その後、どん底の生活から友達の助けや意思の強さで克服していき、探偵事務所を開くまでになる。そんなロレインシリーズも本書では完結を迎えた。いやだよ〜〜ん、こんな終わり方!...
ジム デフェリス Jim deFelice
竹書房 (1999年10月)
映画のノベライゼーションはよほどの自信がないと出せないと思う。読むよりも見る方が強烈なインパクトがあるし。でも本書は成功した1冊だ。映像的イメージはやはりブルース・ウィリスにハーレイ君なんだけれど、本書では映画では深くタッチしていない(あるいはカ...
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver
早川書房 (1998年05月)
筋肉隆々の、それも精神的障害のある殺人者に追われたら・・・もう最悪ですよね〜。恐いこと恐いこと。最初はいかにこの殺人者に立ち向かうか、というストーリーだと思ったんです。展開も早いし、ドキドキして読んでいました。でもそれだったらありきたりだよなぁ〜...
ジャン‐クリストフ グランジェ Jean‐Christophe Grang´e
東京創元社 (2001年01月)
冒頭からアドレナリンでっぱなし〜っていう感じです。(笑) もしかして一種の狂人?って思うような警視とアラブ2世で孤児院出身の警部が二方向から別々の事件を伝って出会い、一緒に真相を追います。なんだか謎が謎をよび何がどうなるの〜?とわからなくなり、余...
ジェフ アボット Jeff Abbott
The Mysterious Press (1998年12月)
1,2作目も面白かったが、益々冴えてきた感がある。それにしても小さい町ミラボーでは次々に小難しい事件が起きますね〜。(笑) 相変わらずのゴシップ好き町民たちだし〜。でも今回はジョーダンの姉の失踪した夫が帰ってきたことから事件が始まります。義兄ご殺...
ジョナサン ケラーマン Jonathan Kellerman
扶桑社 (1989年09月)
本作にて86年度アメリカ探偵小説クラブ最優秀処女長編賞受賞で衝撃的デビューを飾った、ということはハードボイルドになるの? 意外な真相には度肝をぬかれるし、ヘドがでる(汚い表現でごめんなさいです)。こういう事がなくなるように、もっともっとケラーマンに...
ジョナサン ケラーマン 北村 太郎
扶桑社 (1987年09月)
アレックスシリーズ第2作目。やっとみつけた〜!小児病院からがん患者の少年が行方不明に。それにカルト教団が絡むのか?ケラーマン作品はいつもアメリカの黒い部分を子供に関する犯罪で鋭くえぐる。
新潮社 (1989年08月)
いつものアレックスシリーズではない。内容を全然知らずに読んだら、あら、びっくり。イスラエル内で起きた猟奇殺人事件。時が時だけにユダヤ人やアラブ人の確執などいろいろと勉強になった。それに最後のどんでん返しが好きだな
新潮社 (1998年11月)
アレックスシリーズも10作目となる。私生活もうまくいっているようでなによりだ。マイロを手伝うアレックス。捜査をすると裏には怪しい中絶医に辿りつく。読んでいて方向性が意外なことになるのでホント目が離せれません。私の本棚でシリーズモノが全巻そろってい...
講談社 (2001年07月)
J・ケラーマンは新潮文庫からアレックスシリーズを出して(ノンシリーズも)いたのですが、講談社から女性刑事ペトラを主人公とした長編がでました。私としてはシリーズ化なるのでは?!と期待していますが。心理描写が相変わらず面白い! 本書では主人公が2人い...
ジョナサン・キャロル 浅羽 莢子
東京創元社 (1991年11月)
ファンタジーには弱い私だけど、キャロルの独特なホラーファンタジーにははまった。キャロルを読まれる方は最初から順に読むことを勧める。登場人物が何度も共通してでてくるからだ。最後のオチにはたまらなく背筋が寒くなる。
アイリス ジョハンセン 酒井 裕美
二見書房 (2002年06月24日)
前作「風のペガサス」でも人々の欲望の中心となっていた美術品・ウインドダンサー。そして名前が出てきていた主人公の御先祖様が活躍する、ウインドダンサーを巡るアナザーストーリーです。フランス革命のまっただ中という興味深い時代背景に、お馴染の登場人物もで...
H・P・ラヴクラフト 大西 尹明
東京創元社 (1974年12月13日)
怪奇小説の師匠と言えばこの人!本巻には有名な「インスマウスの影」他3篇が収録。モンスター物はあまり好きではないmanaですが、ラブクラフトの書く恐怖の世界はジワジワと読み進めるうちに魅了されていくんです。インスマウスの影はとっても有名ですよね。読んで...
フレデリック・フォーサイス 篠原 慎
角川書店 (1979年06月10日)
面白かった〜!スピード感があり、息をもつかせぬような流れ方です。アッという間に読めますよん。確か、私がまだ子供の頃、映画がありましたよね。暗殺者=ジャッカルをロバート・レッドフォードが演じたと思うんだけど。あまり記憶が定かではありませんが。自分の...
フェイ ケラーマン Faye Kellerman
東京創元社 (1993年12月)
本作は狂えるアメリカの裏事情を浮き彫りにしている。ポルノ映画、殺人、スナッフ映画、裏側に潜む各界の大物。デッカーがリナの息子たち2人を休暇に連れていき、そこで少年たちが死体を発見しています。なんていう運の悪いことか!なんだかなぁ〜、なんでこうも頭...
フィリップ カー Philip Kerr
新潮社 (1993年10月)
このシリーズのすごいのは、歴史上の人物や事実を巧に使っているところ。今回は「水晶の夜」がでてくる。隠れ反ナチのグンターに絡んでくるナチ党。皮肉りながらも自分の正義に向かって進むグンター。かっこいいよなぁ〜。
長野 きよみ
ミステリアス・プレス (1989年03月)
名家の生まれだが没落した暮しをしているミス・メルヴィルがフリーの殺し屋に!ニューヨークを舞台に必殺仕事人をするミス・メルヴィル。偶然が偶然をよび笑えて読めます。ミステリとはいえないボーダー小説に近いのですが、あえて私は紹介したいです、このシリーズ...
エリザベス ジョージ 小菅 正夫
新潮社 (1991年01月)
貴族刑事リンリーシリーズの第一作目。警視の恩情で、だれと組んでもうまくいかない偏屈屋バーバラは再度のチャンスとしてリンリーと組まされる。根深い階級意識をもっているバーバラは何よりも毛嫌いしているのがリンリーなのに。リンリーは屁とも思っていないよう...
デイヴィッド ベンジャミン David Benjamin
竹書房 (2000年12月)
大ヒット映画の「シックス・センス」の続編なんだそうで。映画の出来事から1年後に設定されています。あのオドオドしていたコール少年も自分の境遇を受け入れ、少しは普通の少年らしく生活しているし、認めることができなかった母親も少しずつ理解しようとし、映画...
ドン ウィンズロウ Don Winslow
東京創元社 (1993年11月)
元・ストリート・キッドのニールはプロの探偵。といってもある銀行の金持ちの顧客が秘密裏に処理したい事件を扱う裏的存在。こんなに面白い本だとは思ってもいませんでしたよ!ニールの身の上のせいか、全体に哀しい雰囲気があるんですよね〜。なんか不思議な感じが...
東京創元社 (1999年06月)
久々に家事をほっぽって一気読み!前作で死亡したことにされて中国政府に拉致されたニール。その3年後の話。ウィンズロウは文章の達人だと思う。うまく言えないけれど、静かでいて波がある。なんだかニール君、大人になったよなぁ〜。
角川書店 (1999年05月)
ウィンズロウ氏は今一番旬なのかも!って思うほど、傑作ばかり書いている。このボビーZはノンシリーズ。最初のティムはうだつのあがらないヤワそうな男だったのに、後半からはメチャかっこよくなる。ヘルズエンジェルズから命を狙われ、他の麻薬組織からも狙われ、...
角川書店 (2001年09月)
いや〜ウィンズロウ、またやってくれました!っていう感じ。(笑) この人、詩の才能もあるんだろうなぁ〜と思う、余談だけど。保険調査のことや火についてなど判り易く説明しているので、違和感なく前から知っていたがごとく、読むことを進めれる。今までの作品を...
Brian Freemantle 松本 剛史
新潮社 (1998年09月01日)
フリーマントルといえばスパイ小説なんだけど、最近書いているサイコ・ミステリもなかなか面白い。ロシアの刑事とFBIの捜査官が信頼しあっていく姿のプロットはうれしくなってくる。最後のドンデン返しがよかった。
ブライアン フリーマントル Brian Freemantle
新潮社 (2001年03月)
ユーロポ−ルの心理分析官クローディーンはメチャかっこいい女性。頭が良く、かなりの美貌を持ち、バリバリと仕事をする。今回は、ベルギー駐在の大使の娘が小児性愛者に誘拐され救出する。相変わらず彼女を助ける脇役たちも健在だし。実際問題、小児性愛者による誘拐...
アン ライス 田村 隆一
早川書房 (1987年09月)
映画では「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でしたね〜。あの映画、大好きなんですよんv。あの映画から本書の主人公役・ルイを演じたトム・クルーズの隠れファンになりましたね(笑)。映画のために15kgも体重をおとした彼をです。かっこいい〜!彼になら襲わ...
アン ライス Anne Rice
扶桑社 (1994年11月)
いやはや・・・はまってしまいましたね〜アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルの世界に! 本書は言うまでもありませんが「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編であります。本書にて主人公となるレスタトは「インタビュー・・・」ではルイを吸血鬼にして...
アンドリュー ヴァクス Andrew Vachss
早川書房 (1994年09月)
あちゃ〜また読まなきゃ気がおさまらないシリーズが増えちゃった! ヴァクス作品、初挑戦ではまりました! だって私のツボをぐいっと押しているんですもの。主人公のバーク自身がとても変わっている探偵だし、彼をとりまく協力者たちもとてもユニークな人たちばか...
アンドリュー・ヴァクス 佐々田 雅子
早川書房 (1995年01月)
アンドリュー・ヴァクス、密かにマイブームであります。このシリーズ、哀しいけれど最後にはスカ〜っとさせてくれるんです。永遠に無くなることはないであろう幼児虐待。惨い性的虐待を受けた子どもたちの正義の味方であるバークとその仲間たちに惚れ込んでいます。...
アンドリュー ヴァクス Andrew Vachsss
早川書房 (1996年07月)
う・・・なんて世の中だろ〜。どうして両親そろって幼い子供に性的虐待ができるんだろう。変な言い方だけど、男親が女の子に・・・っていうのはわからない訳じゃない(決して許しはしないけど)。一緒になって母親までもがするなんて信じられない。あまりの恐怖から...
アンドリュー クラヴァン Andrew Klavan
角川書店 (1994年03月)
息をもつかさぬ勢いで書かれ、のめり込むのめり込む!エリザベスの狂気についても興味深いし、その一方では、コンラッドの小さい娘が変質者たちに誘拐される。結びつきはあるのか!? 娘を誘拐された父親の死闘が凄まじい迫力!
渡辺 容子
講談社 (1999年07月15日)
乱歩賞受賞ということで知っていたのだが、誤解していて読まなかった本。ところがぎっちょんでこれがなかなか面白い。保安士の仕事のことや大型店舗とコンビニのし烈な戦いなど詳しく書かれている。保安士の八木薔子がこれまたかっこいい!読まず嫌いはいけませんな...
吉村 達也
徳間書店 (1992年09月)
今までの4つの惨劇が1つに繋がる。朝比奈耕作にはあまりにも重い真実が出迎えることとなる。どひゃ〜と感嘆するのは間違いない。吉村氏の伏線の張り方には改めて脱帽した。この最終章は満足のいく出来だと思う。朝比奈耕作の出生の秘密や父親の自殺のことなど全て...
横溝 正史
角川書店 (1971年07月)
これまたあまりにも有名。「家の裏の洗台に 雀が3羽停まって、1羽の雀の言うことにゃ〜」の唄、今でも歌えます!(笑)このオドロオドロしさは最高!結局、人はしがらみからぬけれないもんなんだなぁ・・。私は歴史の浅い道産子だから本当に興味深い。
角川書店 (1971年10月)
晴れ着を着た女性が木から逆さ吊りになっているシーンは忘れもしません。「きちがいじゃ。」の台詞も有名。閉鎖的な島を舞台に起る猟奇殺人事件。頂点の一族が次々に犠牲になる。そして意外な真相と犯人が・・・。
山田 風太郎
筑摩書房 (1997年08月)
最後の最後で大びっくり&涙涙でした。たまげた〜!って本当に感心しましたよ〜。文明開化が起こり、まだ混沌とした時代の明治2年を舞台としています。その時代背景の描写は勉強になるし、おまけに私の好きな時代でもあります。連作のような形による長編です。本当...
森 博嗣
幻冬舎 (2000年06月)
すご〜く摩訶不思議な世界へと誘ってくれます。面白かった!ホント不思議な穏やかさがある作品なんです。近未来の地球のどこかにある国というか町にたどり着いたサエバ・ミチル。ミチルのパートナーはロボットのロイディ。二人がたどり着いた、その桃源郷には「死」...
講談社 (2002年01月11日)
S&MシリーズとVシリーズが合体!20周年記念の特別書き下ろしということなのですが、ファンとしましては嬉しいじゃ〜あ〜りませんか! 両シリーズから登場するのは萌絵ちゃんと保呂草なんでも屋さん。二人が遭遇した事件を解決するわけですが、登場しない登場...
宮部 みゆき
角川書店 (2003年04月)
やっぱり宮部氏の江戸モノはいい!義理人情とかが本当にマッチするんですよね〜江戸の町って。本当にキツネは人をバカすのかもしれないなぁ〜なんて思っちゃったりもしちゃいます。宮部氏の江戸モノの魅力は、現代の日本人に失われてきている感情の欠片に触れ、揺動...
講談社 (1997年09月12日)
時代短編小説集「かまいたち」でデビューしたお初の長編が遂に登場! おまけに宮部氏お得意のミステリと超能力の融合モノです。お初を取り巻く温かい人々がこれまたよい味をだしています。特に親のように普通じゃない能力を持っているお初を心配する姉とその旦那さ...
出版芸術社 (1991年02月)
持っていない者にとっては持ってみたい力、超能力。本作ではその超能力を持ったがために苦悩することになる青年二人を主人公にした。語り手でもある雑誌記者の高坂と3人で事件を追うことになるが・・・。宮部氏の描く主人公はとっても純粋な心をもった人が多い。な...
新潮社 (1998年01月)
せつなかった〜。自分自身間違った「幸せ」を追いかけていたからだと思う。主人公は休暇中の刑事。遠縁の息子が行方をくらました婚約者を探してほしいと依頼する。失踪した女は他人になりすましていたのだった。自己破産や金融業界のことなど詳しく書かれている。宮...
講談社 (2001年09月14日)
待ってました!お初シリーズ。むか〜しに歴史物には凝った時期がありましたが、宮部氏のお陰でまた時代物を読むようになった私です。今回のお初は1番よかったかも。猫はあまり好きじゃないのですが、猫も好きになりそう!会話のテンポがよく面白く読めます。
小学館 (2001年03月)
益々、磨きがかかってきたように思う。でも、ちょっと長過ぎのような。途中から犯人はわかり、第3部からは世間に堂々とでてくるんだけど、クライマックスはちょっと爽快だった。被害者の遺族のケアなど学ぶことも多かった。
皆川 博子
早川書房 (2001年04月)
文庫化を待っていました!ちょっと思っていた本とは違ったけれど、読みごたえは充分ある。ナチの人体実験など史実を巧みに使って描いた悪と美には、なんとも言えない陶酔感がある。おぞましさももちろんありますけどね。戦後何年経っても語り継がれるドイツの汚点な...
松本 清張
新潮社 (1973年03月)
一時、松本氏の作品にハマッタ。でも電車ものはパス。中で1番好きなのが本書。初めて「らい病」という物をしったし、人生の不条理さを痛感させられた。自分で登りつめた頂点から突き落される、それも自分には何も落ち度がないのに。とっても辛く悲しい作品。映画で...
小学館 (2000年03月)
強い女性ヒーローがここに登場!その名は「岬美由紀」。彼女は元・キャリア組の航空自衛官。男社会に(?)見切りをつけ今では最強のカウンセラー。スケールがでかくそのエンタ−テイメントさに読者はぐんぐん惹きつけられる。すご〜く面白いこと、間違いなし!岬が犯...
小学館 (2001年12月)
あら〜生きていたのね〜〜、ですね(笑)。我らが岬美由紀も国家公務員を退職し、新しく生まれ変わった東京カウンセリングセンターに復職して自分の思う仕事に専念したいたのに・・・。アメリカへ行っていた嵯峨敏也と共に、友里佐知子と闘います。これまたスリル感...
小学館 (2004年03月)
おお〜〜岬美由紀と里見沙希が接触! 嵯峨敏也も加わり、悪と戦うんですね〜。松岡氏ファンとしましては、うれしいかぎり! それにしても、いつも思っていたのですが、松岡氏って何者? いつも世間を騒がせる事件を先取りしていますよね〜。松岡氏こそが千里眼な...
本多 孝好
双葉社 (2001年11月)
本作は2000年版このミスで第10位になり、第16回小説推理新人賞も受賞しています。期待して読みました。苦手な短編集なんですけどね〜。裏切りませんでしたよ〜!どの作品も人間であるが故に持たなくてはならなかった哀しみを、じわ〜っとそれでいて透明感ある文...
藤原 伊織
文藝春秋 (2002年11月)
どうしてまた〜、藤原氏の作品にでてくるネオハードボイルドの主人公はこうも私の母性本能をくすぐるのでしょ(笑)。今回もまた過去にいろいろとあるものの、そんなことは微塵ともみせず、だけど陰があるという主人公なんですね〜。主人公・堀江と過去に関係のあっ...
藤本 ひとみ
集英社 (1996年05月17日)
パリを舞台にしたサイコ・サスペンス。これまた犯罪心理学医のシャルルさまが私好みのお変人。藤本氏の作品はヨーロッパが舞台だからこれまた面白い。女性憲兵隊員アニエスとの間に芽生えた物の行方も心配!シリーズにしてくれて、ありがとう!っていう感じです。(笑)
藤木 稟
徳間書店 (2000年03月)
朱雀十五の秘書(?)律子が活躍する孤島もの。最終的には十五が解決するのだけれど、ちょっと哀しい結末だった。孤島に隠された秘密にも驚かされる。読んでいていつも「もしかして超怪奇現象にしちゃうの?」と想像力の乏しい私は考えてしまうのだが、藤木氏は裏切...
藤木 稟 藤原 ヨウコウ
光文社 (2000年01月)
これまた面白いシリーズを始めてくれました!鎌倉時代を舞台にするなんて〜藤木氏って本当に博学!我らが正義の法眼は言うまでもなく、取り巻く3人の白拍子などと〜っても魅力的なキャラです。法眼自身、謎めいた出生の秘密があり、出てくる妖怪(?)たちは一癖も...
東野 圭吾
文藝春秋 (2001年05月)
この作品は映画化になったこともあり、誰でも知っている作品ですよね〜。東野氏のエンターテイメント性がフル発揮されていると思います。実はビデオで映画の方を先に見ちゃったので、先入観がありながら読みました。でも意識が入れ替わってからの日常の生活が淡々と...
坂東 真砂子
角川書店 (1996年08月)
このおどろおどろしさはmanaのツボを押した。この土俗的感性って日本人独特のモノだと思う。娘の死を受け入られない母親が四国八十八ヵ所の霊場を逆に回る。すると死者は甦るという。母の気持ちはよくわかる!だけど止めて欲しいよね、そういうこと。本作品が初...
角川書店 (1996年12月)
土着的な伝奇を書かせたら坂東氏は1番だろうと思うほど凄い!四国、特に土佐って不思議な所のように思われる。1度行ってみたいなぁ。よそ者の男が村に来た事から血の悲劇は始まる。血筋って・・・恐いわぁ〜
原 りょう
早川書房 (1995年04月)
私立探偵沢崎、ここに誕生!渋い探偵です。セリフも渋過ぎ。行方不明のルポライターを探してただけなのに、でかい事件のど真ん中へ入っていってしまった沢崎。また私を魅惑する登場人物出現。原氏の経歴も面白いですよね。フリーのジャズピアノマンだったなんて。こ...
早川書房 (1996年04月)
私の大好きな探偵・沢崎が活躍するシリーズ長編第2弾。思わぬ誘拐事件へと巻き込まれ、自身の容疑を晴らし誘拐犯人を追う沢崎。最初にドジを踏むけれど、もうカッコイんだわさ〜。意外な話の進み方はとても面白く、読者を飽きさせませんよ。
帚木 蓬生
新潮社 (1983年01月)
さすが現役のお医者様である。医学知識に基づく巧妙なストーリー・テリングは言うまでもないけれど、それをせつないサスペンスに仕上げるとは本当にお見事!氏ってホント、涙のツボを押さえるんですよね〜。
新潮社 (1996年01月)
ノーベル生理学賞をめぐる裏の事件を追う学者。頂点に上り詰める為に同じ研究者を陥れる受賞学者。学者世界の腹黒さをのぞきみたような気がする。もちろん、フィクションだけど。ありえるような、ありえないような・・・。
新潮社 (1997年05月)
実は私、この本から入って大ファンになりました。人間ってちょっとでも世の中のシステムから外れた人間を排除したがります。”普通”って何なんでしょ?自分の中にも差別の意識がどこかに染みついています。この本を読み、そんな部分を持っている自分にも嫌気がしまし...
新潮社 (1986年11月)
帚木氏の作品は良い。全作通して貫いているヒューマニズムには本当に天晴れ!である。主人公は自分の地位を捨ててでも正しいことに向かう。その姿勢を読んでいると人間も捨てたもんじゃないんだなぁ〜とうれしい気持ちになってくる。それにしても・・・大学病院って...
講談社 (1997年07月14日)
舞台は明らかに書かれていないが、南アフリカのアパルトヘイトについて書かれていることは誰もがわかることだろう。それにしても人種差別の凄さは恐ろしい。同じ人間であることをどうして忘れてしまうのだろうか。信じられない〜っていう思いだが、誰しも心の奥底に...
馳 星周
角川書店 (1998年04月)
クライム・ノベルは好きじゃなかった。いいよ〜この作品!とは聞いていたがこれまた敬遠していたのである。某作家があまり面白くなかったからだと思うけど・・・。なぜ本書を読むきになったか・・・馳氏が北海道出身だからです。(笑)。映画化にもなったんですよね...
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