いやはや・・・はまってしまいましたね〜アン・ライスのヴァンパイア・クロニクルの世界に! 本書は言うまでもありませんが「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編であります。本書にて主人公となるレスタトは「インタビュー・・・」ではルイを吸血鬼にしてしまう、ちょっとワイルド系で無教養な感じとして描かれていました。ま、あくまでもルイからみたレスタトですから〜。それがそれが・・・・。レスタトって奥が深〜いヴァンパイアなんです。彼の並み並みならぬ好奇心や行動力が、結果としてはヴァンパイアとなってしまうことになるのですが、なったといってただただ悲しむのではなく、自分たちの出生を知ろうと旅にでるわけなんです。もちろんそれまでにパリではいろいろありました。若き(?)アルマンもでてくるし〜。「インタビュー・・・」とクロスするところもでてきます。そして現代に蘇るわけなんですが・・・・ゴシック系ロッカーになろうとは〜ちょっと嫌ですわ、わたくし。ま、これもヴァンパイア界に新たな新風を巻き起こすためなんですけどね〜。あと、とても哲学的でもあります。やはり「生」と「死」は、ヴァンパイアにも人間にも永久に考えねばならぬことなんですね〜。さて〜レスタトが投掛けた波紋については次作のようで〜。楽しみであります。
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4つ★
- 感想投稿日 : 2004年11月22日
- 本棚登録日 : 2004年11月22日
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