文庫版しか存在しない、高村さんにしては珍しい小説(『我が手に拳銃を』を別作品とすればですが)。
真っ暗な主人公の世界の中に一筋の光、その先に李欧が。
本当に魅力的な作品ですが、残念なことが1つ。
作者が「関西淡路大地震以降、考えや書くものが変わった」としていること。地震以前に執筆された『李欧』が否定されているようで。
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- 感想投稿日 : 2014年3月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年3月25日
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