黒幕の場所を作るという考えとそこに出たいと思えるような場所にしたいという気持ちがいろんな要素と人間関係によって形になっていき、いろんな人たちが関る事でこの番組は成り立っている。
たぶん、それは奇跡なんだろう。と僕は思う。
だからきっと後で振り返る時に僕が見てきた景色や聞いていた声が、あれは黄金期であったと思う時がくるようなそんな気がする。
だからこそポッドキャストの問題もあるがこうやって活字になることは意味が大きい。
人はいなくなるし、記憶もやがては変化していく、本は、ただ残る。だからいつか友だちが作れないような人見知りの寂しがりやの少年が祖父の家で黄ばんだこの本を、図書館の片隅で見つけて誰かと話す事の面白さを感じるような光景が訪れるのかもしれない。
なあんてそんなドラマティックな事が起きたらいいなとか思いながらも、この数年の中で僕が一番影響を受けたのは間違いなくこの番組と黒幕やcharlieに出会った事だった。
だから、三冊目も出ればいいなと思うしこの二冊目ももっと売れて届いてほしい。
黒幕とcharlieのインタビューはいろんな示唆に富んでいる。できるだけ僕は面白い方に流れて行こうと改めて思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年2月23日
- 読了日 : 2013年2月23日
- 本棚登録日 : 2013年1月22日
みんなの感想をみる