レビュー by マンデリンさん
彼女の文体は面白くて、一文がひとつのモードで貫かれてないところが多く、それが不思議なリズムになっている。読点でつながれて長ったらしくても、きれいに流れている。
「乳」はきっと「父」と交差しているし、「卵」は「卵子」でもあるし最後のほうで出てくる「生卵」にも係っている。母娘がふたりして卵を頭に叩きつけるという動作、そしてわめき叫ぶ言葉に、きっといろんな意味が含まれているのだと思う。
石原慎太郎は芥川賞の選評で酷評していたが、僕はとても面白い小説だと思う。
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登録日 : 2008年04月19日 16:26:29


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