「鞍馬天狗」に関しては、原作を読んだこともなければ有名なアラカンの映画も見たことがない。予備知識としては、大昔、学研の雑誌にそれをモデルにした漫画が載ってたのを読んだ覚えがあるのと、何度かパロディを見かけたことがあるだけなので、テレビドラマに関してはほとんど先入観なしで見た。だから「原作と違うぞ~(怒)」という不満もなく楽しめたのがよかったのかもしれない。
わたしが野村萬斎さんに惚れた(笑)のは、映画「陰陽師」からなのでかなり遅まきのファンだが、伝統芸能に裏打ちされた立ち居振る舞いの美しさは垂涎ものだ。特に時代劇をやると、男の着物姿のかっこよさを余すところなく引き出してる感じがして、この「よさ」がわかる日本人に生まれた幸福をかみしめたい気分にもなる(おいおい)。
で、萬斎さん目当てで見始めたのだけど、そしてもちろん最後まで萬斎さんLOVE目線は変わらなかったのだけど、緒方直人の近藤勇にも「か、かっこいい」とよろめきそうに……(笑)
お笑い担当の桂小五郎(石原良純)も、最初は違和感ありまくりだったけどこれはこれでいいなぁ、と思えるようになり、幾松のかっこよい色っぽさにノックアウトされ、けなげな杉作ちゃんに胸キュンし……
あーなんで8回で終わっちゃったんだぁ。もっと見たかったよぉ。続編プリーズ。(最終回見る前から全編収録DVDを予約してしまったわたし……)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2009年10月30日
- 読了日 : 2008年3月7日
- 本棚登録日 : 2008年3月7日
みんなの感想をみる