革命について (ちくま学芸文庫 ア 7-2)

  • 筑摩書房 (1995年6月7日発売)
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感想 : 31
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アーレントの政治哲学の主著の一つ。

読もうとしながら、何回も挫折。が、苦労しながらも、ついに読了。

この本が気になってから、なんと30年たってしまた。。。

単純にいうと「アメリカ革命」と「フランス革命」を比較して、「アメリカ革命」は素晴らしくて、「フランス革命」は大失敗という本。というわけで、ものすごく難しいわけではなくて、最初の方は、スラスラ読める。が、だんだんロジックが通らなくなって、ギブアップという展開がこれまで多かった。

今回も半分くらいまでいったところで、だんだん先に進めなくなったのだが、少々わからないところをそのままにしつつ、なんとか最後まで到達しました。よかった。

曲がりなりにも今回最後まで行けたのは、「活動的生」を同時並行で読んでいて、そっちの話しとリンクづけながら、読めたからかな。。。この2冊は執筆時期はかなり近くて、相補的な関係にあるね。

感想はいろいろあるが、まだ十分消化できていないので、「活動的生」を読了したところで(いつのことやら)、まとめて書いてみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年4月30日
読了日 : 2016年12月28日
本棚登録日 : 2017年4月30日

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