「キリマンジャロの雪」が読みたくて、約20年ぶりに読んだヘミングウェイ。
酒と女と狩猟と海と。
私の中のヘミングウェイのイメージそのままの作品群。
ヘミングウェイの描く登場人物は、よく似ているように思う。男性は男くさく、女性は女らしく。それは、彼の考える男性像、女性像なんだろうけど。
簡潔な文章で生き生きと描き出される男女が、独特の世界観を醸し出す。
「キリマンジャロの雪」は再読。最初に読んだのは多分10代の頃。ハリーは妻に暴言を吐くだけのイヤな奴に思えた。
大人になって読んでみると、作者の死生観とか、大自然の中での人間の価値観とか、また違う作品のように思えた。
この歳になって、いわゆる名作と言われる作品を読み直すのも面白いかも知れない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・海外
- 感想投稿日 : 2017年11月23日
- 読了日 : 2017年11月23日
- 本棚登録日 : 2017年11月23日
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